山姥も匂う初夏であります

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蕁麻の棘は痛いよ子蟷螂

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蕁麻の棘は痛いよ子蟷螂


去年(2011年)の5月私はこんな俳句を書きました。
もうこんな風には書きたくない・・・・・

1  特攻隊の兄さの写真柿若葉

2  廃屋も留守家も風夏北斗

3  川内の森青蛙の白い泡

4  蛇きっと緑の絵の具を分けに来る

5  ひと夏を心平爺と遊んでて

 
6  ケンタウロスと酔っ払って夏です

7  蜘蛛の巣にコップ掛かって「要注意」

8  蜘蛛の巣に烏掛かって「危険」です

9  葛尾の松本さんの韮の花

10 気を揉んで白髪のひと糸瓜苗


11 夏蝶の二ページが牛の肩

12 ひらと落ち白爪草で乳の色

13 翅折って無人の夏を数えだす

14 飯館の鉛一頭夏を鳴き

15 牛行くなと童飛んで出るが亡霊

16 牡丹は白戦闘帽を被った子

17 夏の手が牡丹の蕾撫でに来る

18 草籠に鼻面ぬっと夏の霧

19 眸中に信じられてる牛飼いよ

20 大熊のご先祖様がカッコーカッコー


21 良く見てね烏柄杓というんだよ

22 夏の水汲んだまま待つ隠れ草

23 星二つ五つ七つてんと虫

24 死者組んで難破船来る夏の波

25 やっぺない相馬野馬追いやっぺない


26 夏の帯壊れ箪笥に鼠色

27 すぐりの実視る為にだけに戻りたい

28 死んだものすぐりを透過朝焼けに

29 楢葉町ははそのははの泣く夏の

30 蜜豆の缶詰遺品となりました


31 雑魚寝してそれぞれの夢夏の下駄

32 反対派といわれて外す夏義足

33 謡本棚から落ちて昼寝人

34 牛殺しとなりて牛飼い広野原

35 しゅしゅぽぽと魂乗せる夏汽車が来た


36 継子の尻拭い咲いたか帰りたや

37 祖母が手に夏の乳房を掴ませて

38 あったとさあったとさで寝た夏布団

39 胸鳴って今朝青胡桃が落ちたよ

40 富岡から位牌持って来た蛍飛べ


41 猫の目の海溢らせて五月尽

42 ざらざらと哭く夏の海抱きたいよ

43 せめてせめて牛に看られよ夏の猫

44 でで虫や双葉の空の広いこと

45 畑子無く蚯蚓盲目で良かった


46 着替えても覗くもの無し夏座敷

47 晴れ着とて片白草を髪に挿し

48 一時帰宅牛を探せば走り雨

49 暴れながら浪江の海さゆだち入る

50 何事が生れても海は悪ぐねぞ



テーマ : 詩・ポエム
ジャンル : 小説・文学

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