朝顔が咲いたのだけど俳句では

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朝顔が咲いたのだけど俳句では


朝顔が咲いたのだけど俳句では自慢できずに6月の朝

朝焼けを盗ったのにもう盗られてる朝顔の壺萎れています

新しいジャムの蓋開く新しい太陽の色スプーンの上




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ようこそとカメラを向けて怖がって

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ようこそとカメラを向けて怖がって


ようこそとカメラを向けて怖がって蜂に名前を聞いてみました

松葉菊昨日も確かこの蜂が約束なしで来ていたでしょう

待っててもNTTの助け人現われなくて熊ん蜂ぶん




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木耳や何をそんなに聞きたくて

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木耳や何をそんなに聞きたくて


木耳や何をそんなに聞きたくて

木耳が生えても誰も来ない森オリンピックがやりたいですか

ああ雨の始まりの音木耳よ

東京も雨の降る午後放れ牛どれほど濡れて啼くのだろうか

牛はでも首を吊らないユダの耳




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烏にも食べられもせず豌豆は

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烏にも食べられもせず豌豆は


烏にも食べられもせず豌豆は

煮るという時間を倦んで棄てるごと蒔いた豌豆花翳してる

収穫の期待もされず豌豆は

ごみの日に出すこと出来ずベランダに措く一握り錆鼠の刻

豌豆は豌豆のため豌豆に




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昼顔の薄紅何も惜しまずと

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昼顔の薄紅何も惜しまずと


昼顔の薄紅何も惜しまずと

辛うじて工事現場を道一つ隔てて残る一叢の夏

その日その日その日の仕事昼顔は

月と虫演奏会が好きでした星病院はまだスケッチで

工事前工事後も咲く昼顔よ




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橋の下自由一本寝てた夏

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橋の下自由一本寝てた夏


橋の下自由一本寝てた夏

朝顔に支柱を立てて朝顔のチェックイン待つあと1センチ

調べれば河童伝説夏の川

垂直に120ミリ見晴らしは廃ビルと夢朝顔タワー

ベランダに白靴おけば旅人に




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やごが羽化している銀の秒針よ

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やごが羽化している銀の秒針よ


やごが羽化している銀の秒針よ

白虎隊は出陣をしてしまったよ何度行くなと願ってもまた

やごよ誰に捧げる命でもない

年ごとにドラマのなかの少年の幼くなっていく頤よ

眼の動く蜻蛉生るとそのように




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トイレットペーパー白い夏の宵

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トイレットペーパー白い夏の宵


トイレットペーパー白い夏の宵

ろくでなしと自分を呼んで花を買う似合わないので唐辛子買う

用もない花屋の前に夏の月

花言葉あるのでしょうかトウガラシサルサは白い花咲き残る

唐辛子の花喧嘩など出来ないで




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サフィニアを眼の中に入れ夏至の中

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サフィニアを眼の中に入れ夏至の中


サフィニアを眼の中に入れ夏至の中

原発の事故で死亡者出てないを高市早苗撤回しても

水遣りの音急いている夏至の朝

和田アキ子頼んでどやしつけたいね朝顔の苗シャベルで掬う

瞬殺のボクサーが立つ夏の雲



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こんにちはだけ夏の午後そのひとに

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こんにちはだけ夏の午後そのひとに


こんにちはだけ夏の午後そのひとに

あの日からもしもの国に飛んでいる牛草木花花の上の蝶

原発で死んだひとなどいない夏

山ひとつ胸に抱いているひととすれ違う時山鳥の音

夏の蝶見ないでここで暮らしましょう



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洗濯のシャツさえ干せず十薬よ

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洗濯のシャツさえ干せず十薬よ


洗濯のシャツさえ干せず十薬よ

ただ咲いているだけなのに白い花びゅんびゅん回る六月の星

臭いとて引かれているよどくだみは

この町を軽く呪った朝もある平凡な夏なんにも無いと

イーゼルはみんな壊れた夏の花



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脱いでからもうそれっきり蛇の衣

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脱いでからもうそれっきり蛇の衣


脱いでからもうそれっきり蛇の衣

薄物の蛇衣を脱ぎどの宙へ

脱ぐときはいつも断捨離蛇の衣



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出来るだけ無邪気に食べて桜桃忌

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出来るだけ無邪気に食べて桜桃忌


出来るだけ無邪気に食べて桜桃忌

山形と青森の子に桜桃忌

福島の子にも教える桜桃忌



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夜の間に茨の花は下りて来て

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夜の間に茨の花は下りて来て


夜の間に茨の花は下りて来て

待ちきれず生成りの麻を穿いている雨の予報が出る北の町

棘無で真白見せれず花茨

刺して後身は紅色を薄く濃くそれぞれの訳それぞれに染め

野茨の花東京に向かう道



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むかしむかし絵本のなかのアリマキよ

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むかしむかし絵本のなかのアリマキよ


むかしむかし絵本のなかのアリマキよ

確かこう書いてあったのアリさんはだれがすきなの?アリマキさんよ

アリマキがアブラムシだとちゃんと知る

庭のない家に住んでる薄色の逢魔が時を薔薇の名で埋め

アリマキの句を作る日が来るなんて



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どれもこれも被害なんです集汁

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どれもこれも被害なんです集汁


どれもこれも被害なんです集汁

この町に風評被害などなくて大中小の悲しみの種

あれもこれも疑いの闇集汁

いつまでも使うのだろうさわさわと風のはいった魔法の言葉

清らかな星も入れてよ集汁



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黄の薔薇を買う振りをする逃亡者

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黄の薔薇を買う振りをする逃亡者


黄の薔薇を買う振りをする逃亡者

思い出したくない森を抜けないとその先の日に届かないので

パプリカの黄色を掴む父の日よ

逢瀬川のあっちとこっちを行き来するくちなわのいる土手波斯菊

このように逃れよと蛇流れ出る



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チューインガム三個目で夏の匂い

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チューインガム三個目で夏の匂い


チューインガム三個目で夏の匂い

四五軒が売り切れていた手打ちそばやっとありつく母成高原

探偵が廃園にいる菖蒲月

待つ間庭を覗けばその路は奥まで行けぬ程の深さで

入園料100円の字消えた夏



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栗花と表札を出す親族あり

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栗花と表札を出す親族あり


栗花と表札を出す親族あり

中学で従弟マロンと呼ばれたと言った時からマロン叔母ちゃん

叔母の姓嫁いできれい栗の花

私は片栗の歌書きましたマロン叔母ちゃんお元気ですか

須賀川に栗咲くころはそわそわす



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サバ詩集を読みながら  

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サバ詩集を読みながら


サバ詩集を読みながら  (2012年7月作)


*サバ詩集を読みながら

抱きついて僕だけのものという夏
自分より薔薇色を子に祈る夏
「妻」という詩のある丁で雷来
ただいまでくちなわになる妻の腕
汗を領ちこの悲しみは領けられず

世界一愚かな夏の福島よ
トリエステに飛んで行きたい黒揚羽
シロッコに吹かれてみたい挵蝶
サバ詩集閉じてシャワーを浴びに立つ
不眠症取り繕って髪洗う


*ベン・シャーンに嘆きながら

書き出しに死ある「マルテの手記」が好き
「小さな草花のたたずまい」が好き
これを持っていた麻生三郎が好き
この花を描いたベン・シャーンが好き
猛暑日の福島県立美術館

絵葉書を飾って「至福」麦畑
「飛ぶ鳥の姿」を真似て冷蔵庫へ
桃啄む誰ひとり不死ではないぞ
星いっぱい棲みに来たひと死ぬために
この星を骨いっぱいにするために


*牛飼いを思いながら

青草の青付けて逢いに来ればいい
木苺を摘んだ手ひかりごと食べて
長虫を追っ払って駆け出して
勢いでヒーローになる二重虹
おんつぁまが酔って踊って夏座敷

野馬追の祭りに呼ばれ定め酒
朝焼けは海ではならぬ、諾
冷し酒仮設なんかで飲まぬ、諾
土用太郎相馬焼には罅の音
新相馬節聞きたいか雲の峰


*金魚草を眺めながら

金魚草見なくていいの死んじゃって
とお以上薔薇の名を言えないくせに
もしかしてもう怖くないはたた神
すぐりの実匂いもせずに逝っちゃって
生きててもしかたがないと抜けた夏

キウイって猿梨だって知っていた?
誰がミスうねめになるか知っていた?
死ぬべきでないこんなにも未知の夏
時計外して玉葱を切る小さく
小さく小さく切ってまだまだ夏の宵


*ヘイ・ジュードを聞きながら

ソファーにはルネッサンスと歳時記と
図録には天使百体詰まってる
受胎告知膝に抱えて夜を明かす
東方の三賢人で鳩が飛ぶ
磔刑図繰れば聖火が浮かんでる

嗚呼ピエタ女王様の嗄れ声
聖母子のページで不意にヘイ・ジュード
ベランダに出て夏草に告ぐ五輪
金も銀も要らないと言う露草よ
ハンギングバスケットから涙落つ




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ものはみな地球回りに五月闇

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ものはみな地球回りに五月闇


ものはみな地球回りに五月闇

四十雀偵察に来る露天風呂大丈夫かな翼無族

マンモスが隠れ棲むので五月闇

水滴のひとつになって浮いている進化するなら目玉ひとつに

胆嚢は洋梨の影五月闇




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糸葉波斯菊こちらは野性的

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糸葉波斯菊こちらは野性的


糸葉波斯菊こちらは野性的

今日ひとつ新しい名を覚えてもその花の名は音のないまま

天竺牡丹クリーム色でおっとり

という名の草植えました記しては咲くころ忘れ花覚書

緋鯉飼うつもりないけど餌は何




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新薔薇と燃料棒を取り出す手

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新薔薇と燃料棒を取り出す手


新薔薇と燃料棒を取り出す手

薔薇の名をレスポワールと呟いてなおのこと胸塞ぐ真夜あり

‘20年どんな薔薇の名生まれるの

パソコンにその名もKIZUNAリヨンから贈られてきた薔薇を見詰めて

ワープして薔薇屋前に立つ異人なり




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子蟷螂生れて直ぐ手に気が付いて

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子蟷螂生れて直ぐ手に気が付いて


子蟷螂生れて直ぐ手に気が付いて

誰も皆3秒後でもヒロインを演じるように出来ているのに

子蟷螂こころはどこにあるのだろ

もうひとつ地球がそばにあればいい敗れたものの住むためのあお

ともかくも蟷螂の子は若みどり




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空色の黒板に薔薇と認める

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空色の黒板に薔薇と認める


空色の黒板に薔薇と認める

薄っすらと軽く世界に恋してるそういう頬をつくるレッスン

薔薇の絵を三年生が描く時間

英検は難しくないこの重さroseと解いて薔薇なんだから

家庭科もやっておこうね薔薇香る



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金魚草何か色々恋しそう

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金魚草何か色々恋しそう


金魚草何か色々恋しそう

軍手して油虫など潰したが小峰城なら今夜落城

金魚草水何遍もじゃぶじゃぶと

来週は少年隊が戦うと予告をされて夜の草見る

金魚草少年兵は十三歳



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白もある蛍袋や頭陀袋

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白もある蛍袋や頭陀袋


白もある蛍袋や頭陀袋

蛍取って蛍袋に入れたひと手を挙げてみて駅前通り

紫の蛍袋や棺袋

質問をしてみたいけどどっちかと蛍と丸井戻るとしたら

汗ばんで解体中の元丸井




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鉢の位置換えたりしてる芒種かな

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鉢の位置換えたりしてる芒種かな


鉢の位置換えたりしてる芒種かな

夏菊を白いといえば夏の風ちらちら揺らす黄色いところ

大きめのアイスクリーム休憩に

白という小さい花を集めればそれぞれの花白にはあらず

山の田に水入れたらし芒種とて



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一人乗り有人飛行ラムネ色

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一人乗り有人飛行ラムネ色


一人乗り有人飛行ラムネ色

何処へでもあっという間に行けるのに海馬の中のラムネ玉です

風鈴とラムネの首と金魚鉢

青い薔薇銀河系から追放になって旅するレムの夢にも

ラムネ飲むとき罪びとの眼している



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胡瓜胡瓜不意に曲がって直売所

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胡瓜胡瓜不意に曲がって直売所


胡瓜胡瓜不意に曲がって直売所

須賀川の吹奏楽団オーボエが友達のまた友達なので

六月の隣町まで演奏会

県外の野菜ばっかり食べていたはたけんぼから野菜買うまで

胡瓜噛んで涙出たことありますか




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